(2025，05，26 忘備用です。)

古い工場でも多少の未来感を期待して、BIツール MotionBoardを導入しました。

---ウイングアーク1st社　MotionBoard製品紹介---

BIツールとはデータを可視化するソフトで、社内にちらばる各種データを引っ張ってきてチャートを作成します。MS Excelでは、データはファイルに保存されているため、リアルタイムにネットワークを網羅してデータ取得する、といった方法には向きません。グラフを作ることに関しては皆さんご存じのとおりです。

一方、BIツールでは各種データベースに接続して可視化するため、データ管理はデータベースに任せることが出来ます。データ入力の人的コストが高いとムリが積み重なり、無駄の温床になります。分析精度のためには蓄積する件数が必要になりますが、コストとのトレードオフになりやすいです。

この点amazonなど、通販サイトでは、データ入力を顧客に全て任せ、溜め込み、分析、リコメンド内容など改修へとつなげることでデータサイクルを自動化しています。スケールメリットを十分生かした、非常に羨ましいビジネスモデルです。

このような教科書的な、一般的な活用事例に載りそうなことは、先行者と後追いができてくる、始めたもの勝ちの部分があります。

ただ、中小企業においては、資金力、人材など、ないない尽くしの中でこの部分が逆に競争優位性を作る要素にもなってきます。”一方そのころロシアでは鉛筆を使った”有名なミームのとおりです。

導入に当たって某補助金を使用し、DB整備と、入力画面に１ヶ月ぐらい手間かけてようやくできた次第ですが、とりあえず未来への１歩です。